2025年2月19日水曜日

スコップに取手を追加

 明日から2月も下旬だが、市内の南西部で12時間で42cmという記録的な雪となった。自宅のある市内北東部の積雪はそれほどでもなく、10cm程度。つい先日まで市内でもトップクラスの積雪量だったが、南西部の豪雪にアッサリ抜かれた。

 実はまだ続きそうな雪に備え、数日前に除雪スコップの改良を試みた。柄の中間部に別の取手(ハンドル)を後づけしてやると、除雪時の腰への負担が軽減されるという。
 以前から知識はあったが、同年代の方がブログで評価していて、ギックリ腰を発症した直後でもあり、試したくなった。


 調べると、「楽々ハンドル」などという商品名でアマゾンでも売っている。ホームセンターでも手に入るようだ。
 値段は千円前後で、市販品は柄が金属でも木製でも使える利点はあるが、自分で作れそうな感じもした。

 市販品を参考に材料を見繕う。廃棄した除雪スコップのハンドル、丈夫なOSB合板、接合部には廃棄マイクスタンドから取り出したM5×L=60の取手付きネジを使うことにする。
 まず追加するハンドルに短い木片を差し込んでビス固定。既存のスコップの柄を両側から挟むようにOSB合板を加工し、ビスで組み立てる。端部に穴を開けて取手付きネジを通して締めつけた。
 割と簡単に出来上がって、さっそく試す。ところが柄の断面が丸いせいか、いくら固く締めても滑って動いてしまう。これでは使えない。



 最適な位置や長さはわかったので、改良を試みる。取手の上下調整はあきらめ、木製の柄に直接ビス固定することに。柄が割れてはいけないのでビスは3本限定。ビスの太さや長さも最小限にとどめた。

 再度試すと、まずまず使えた。楽なのは、雪をすくって高所に跳ね上げる作業。かき集めたり押したりする作業には、そう効果的でない。


 使うときだけ追加したハンドルを開き、収納時には畳んでおく。いまのところ加工した既存の柄に問題は起きていない。冬が終わるまで、しばしの様子見である。