本修繕ボランティア仲間の同年代男性Hさんから、「確か腰痛でお困りでしたよね?」と、先日の活動日に問われた。
Hさんは昨秋から長時間の立ち作業を強いられるパート業務を始めた。腰への負担が大きく、腰痛に悩まされているらしい。
効果的な対策を模索するうち、最近になってネットで絶好の腰痛対策を見つけたという。
それが湿布や寝具、ストレッチなどではなく、指圧。しかも患部は直接押さずに、手首周辺の「ツボ」を押すという意外なもの。
「養老」のツボを押す |
さっそくその場で教わってきたが、「養老」と呼ばれる手首外側のポイントを親指で押す簡単なものだった。仕事を終えた直後にマッサージを施すと、腰痛がすっきり消える感覚があるとHさんは話す。
Hさんの場合はおそらく急性の腰痛で、昨年末にギックリ腰を発症して以来、いまだに痛みを引きずってすっかり慢性化している私にも効くかは、やや疑問だった。
帰宅後、ネットで「腰痛 指圧 ツボ」とAND検索し、詳しく調べてみた。すると多くの情報が見つかり、確かに効果があるらしい。
「養老」のツボは疲れ目や高血圧、認知症予防にも効くとか。さらに「ギックリ腰 指圧 ツボ」とAND検索をかけると、「腰痛点(腰腿点)」と呼ばれるツボが手の甲に2つ存在することを知る。
いずれも親指で5〜10秒間強めに押し、これを両側で計2〜3分繰り返す。毎日朝昼晩の3回続けると効果的、とある。
人差し指側の腰痛点(腰腿点) |
Hさんのように「すっきり改善」とはいかないが、車の運転直後に襲われるビリビリした痛みは消え、ずっと使っていた温湿布も不要に。
発症直後のギックリ腰にも効果があるのかは不明。少なくとも慢性的腰痛の改善には効果的だ。場所や時間を問わず、思いついたらすぐやれて、何より費用が一切かからないのが嬉しい。