「緊縛強盗」なる物騒な犯罪が日本列島を席巻していて、どうやら実行犯は素人らしく、手口は雑で強引。いつ我が家が襲撃ターゲットになるかわからず、夜もおちおち寝ていられない。
すべては書けないが、すでに起きている事件の手口を詳しく調べ、現時点で出来る限りの各種対策を講じている。
数日前には、自宅西にある空き地の雑草を完全に刈り取った。入居以来ずっと放置されている不在地主で、敷地境界から3メートルくらいは定期的に雑草刈りをやっていた。
残った部分は雑草や雑木が伸び放題で、ときに背丈を超える。プライバシー確保になるため、あえて残しておいたが、空き巣や強盗の絶好の目隠しにもなっている。そこで剪定鋏やノコを使ってすべて撤去した。
おかげで見通しは抜群によくなった。空き地向こうの道路からは丸見え状態となったが、防犯上はやむを得ない。
今日は同じ西側にあるウッドデッキ上部に、人感センサーライトを設置した。
最近の空き巣や強盗は玄関側ではなく、窓ガラスを破壊して侵入するケースが多いとか。高さの低い西側テラス窓周辺は、我が家で最も狙われやすい。侵入者を感知するセンサーライトがあれば、多少は気休めになるだろう。 ネットで商品を絞り込み、手持ちのギフト券が有効に使えることから、近隣のケーズデンキに買いに行った。 売り場に行くと、商品がたまたまバーゲン対象になっている。会員カードの提示でさらに10%引きとなり、当初は1灯を買うつもりが、同じ予算で2灯の商品が3,445円で買えた。 熟慮のすえ、電源はソーラー式や乾電池式ではなく、動作が安定している100Vコンセント式を選択した。 《ELPA:LEDセンサーライト ESL-SS412AC》 ・AC100V 消費電力8W(待機電力0.2W)電源ケーブル1.6M ・明るさ 800ルーメン(400×2灯) ・点灯時間 30秒(動きがなければ自動消灯) ・IP44防雨仕様(ゲリラ豪雨や台風の雨が直接かかる場所は不可) 一夜明けて取付工事をする。位置はウッドデッキ上のパーゴラ梁に決めた。 夏場は上部に遮光ネットを張るため、干渉しないよう梁下に小さなツーバイ材を付け足し、その上にビス止めする。設置高さは推奨値のデッキ床から2.5M。 夕方になるのを待ちかねて点灯テストを実施。800ルーメンは予想よりもはるかに明るくて驚いた。 センサーは赤外線式で、周囲の明るさと温度変化を検知して動作するという。検知範囲は水平距離10M、左右の角度は120度で、試した限りでは抜群の感度だった。おそらく野良猫が通っても動作するだろう。 昼間は動作せず、温度変化のないウッドデッキ上の回転式風力計や庭木の動きには反応しなかった。 実はウッドデッキ上のライトが経年劣化で壊れたばかり。人がいればずっと点灯しているので、DIY外作業やBBQが長引いたときの照明としても過不足ない。 《追記》 設置翌日にかなりの雨が降り、機能面でのトラブルはなかったが、調べてみると「数ヶ月でLEDが切れた」とのユーザー評価もあり、雨水等による湿気侵入が原因の可能性もあった。 そこで雨や氷雪の影響を軽減するべく、ライト上部にポリカ波板で奥行270の小屋根を設置した。両端はパーゴラに固定し、壁側は波板を巻き込んで雨雪の侵入を防ぐ。下から吹きつける風雨は防げないが、通常の雨雪なら問題ないはず。