2024年8月29日木曜日

サポーターの効果

 夏の始まりころから、左肩と左ふくろはぎの痛みに悩まされている。
 左肩はちぎれるような痛みから、40代から定期的に発症している四十肩、五十肩(肩関節周囲炎)の再発と思われる。老化に伴う肩関節周辺の炎症で、なぜか片側だけに発生するらしい。
 特効薬のようなものはなく、対症療法として湿布を貼るかストレッチをやる程度。過去の経験では、数ヶ月で自然治癒してきた。

 左側を下に寝ると痛みで眠りが浅くなる。春先に発症した原因不明の左手首痛がサポーターを巻くことで大幅改善したことを思い出し、肩にもサポーターを巻いてみようと思った。
 ところが膝や手首と違って、肩のサポーターは100均では入手不可能。ネット通販では最低でも700円ほどして、固定するベルトを反対側の脇や腕に巻いて保持する大仰なタイプが大半。
 試しに手持ちの膝サポーター(100均)を巻きつけてみると、やり方次第ではうまく保持できるとわかった。巻き始めてから1週間余が経過。痛みはじょじょに薄らいでいる。

柔らかい素材の膝サポーターLを使用

 左ふくろはぎの痛みは、雨が続いて散歩がしばし出来ず、晴れたのを見計らって不足分をカバーしようと、一気に歩数を増やした翌日に発症した。これまでは休めば回復したが、今回はいつまでもジクジクと痛みが抜けない。
 こちらも手首や肩と同じく、サポーターを巻くことにした。100均セリアで筒状になった肘用のM(20〜30cm)を購入。肩にも使えるかも?と考えたが肩には少しきつ過ぎ、ふくろはぎにはフィットした。
 装着して5日が経ち、内側に湿布薬も同時に貼ったせいか、痛みは薄れつつある。肩もふくろはぎも、しばらくはサポーターが外せない。

 連続するあちこちの痛みは、老化からくる骨や筋肉等の衰えが根本原因のように思われる。
 ギター演奏で負荷がかかるライブ時には手首サポーターを、クラッチ踏み込みで負荷がかかる長距離ドライブ時にはふくろはぎサポーターを、草刈りや除雪作業時には腰コルセットを装着するなど、シーンごとに使い分けた事前対策が必要のようだ。

2024年8月26日月曜日

草刈りブレードを試す

 今季4度目の草刈りを実施。前回からまだ3週間しか経ってないが、間隔を空けすぎると伸びすぎた雑草の処理に手間取るのに懲りて、今回は早めにやった。
 気温が最も高い時期で、雨もそれなり多い。陽当りのよい場所の雑草は、ゆうに10センチを超えている。

 腰の負担等の体力面を考慮し、作業は2日に分けた。1日目はこれまで通り電動草刈り機の回転刃を使い、1個目のバッテリが切れるまで40分。2日目は歯を草刈りブレードに替えて40分作業した。


 草刈りブレードは購入時に2枚付属してきたが、使うのは初めて。「作業しやすい」とのユーザー評価を読み、試す気になった。

 直径は回転刃と同じ150だが、棒状なので回転刃だと頻繁に発生する雑草詰まりが全くないのが最大の利点。刃が長く、おろしたてということもあって、切れ味は抜群だった。
 ただ、回転刃に比べて小石が飛びやすい。地面から浮かせ気味に作業しないと、飛んだ小石が思わぬ悪さをしそうだ。作業時の防護メガネは必須。


 2日目の今日は雑草詰まりによるロスタイムなしで、効率よく作業終了。刃の状態を確かめると、切り株や縁石にぶつけた部分に欠損が発生している。
 ただ、裏返して反対側の刃も使えるし、取り外して砥石か金ヤスリで研ぐこともできそう。替刃の値段は回転刃よりやや安い。今後どう使うかは、実際に作業するなかで決めたい。

この時期に再び咲いたクレマチス5輪

2024年8月24日土曜日

電気敷毛布を洗濯

「やるべきリスト」として頭にあったが、諸事情で遅れていた電気敷毛布の洗濯をようやくやった。単純に作業時間がとれることのほか、カラリと晴れていて、外の物干しポールが空いていることが必須条件。
 7月から梅雨模様の天気が続き、これに検診などの予定がからんでくる。うまく時間が空き、天気も絶好のときに限って、妻が早朝から洗濯を始めてしまい、物干しポールが塞がっていたりする。タイミングの見極めが案外難しいのだ。


 取説には「洗濯機使用も可」とあるが、昨年と同様に洗面台に32度のぬるま湯を張り、手作業による押し洗いとした。洗剤は通常の合成洗剤を使用。

 2022年11月に購入し、2シーズン使った私の毛布は汚れがひどく、2度洗いを強いられた。部分的にブラシも使用し、すすぎは洗濯機で軽く1分ほど。今年4月に買った妻の毛布は、そう汚れていない。
 ついでに玄関と洗面台、浴室前に置いてあるマット類もまとめて洗濯。洗剤液や脱水は電気毛布と一緒にやった。


 午後から作業し、好天に恵まれて夕方までに電気毛布は乾いた。
 取り込む前に毛布に付着した髪の毛や毛玉類を毛抜きで除去する。これが洗濯に匹敵するほどの手間だったが、ともかくも懸案事項のひとつを片づけた。例年通りなら、10月上旬から使い始める。

2024年8月23日金曜日

爪水虫の内服薬

 爪水虫の外用薬がなくなり、1年ぶりに皮膚科に行った。
 前回から「アスタット」という効き目の強い新薬に変わったが、爪の状態は良くも悪くもなっていない。そこで以前から勧められていた内服薬に切り替えることにした。

 水虫の内服薬はよく効くが、肝機能に悪影響を及ぼす場合があるという。胃ガンの主治医から肝機能数値がよくないと指摘されていて、治療をためらっていた。
 ところが先月の胃内視鏡検査時にやった血液検査で、肝機能が大幅に改善されていた。主治医に相談すると、状態がよいのは間違いなく、あとは自分の判断に従って欲しいとのこと。


 今回は先月の血液検査の結果も持参。検討のすえ、ひとまず2週間限定で内服薬を飲み(1日1錠)、直後に再度の血液検査を実施、問題がなければ服用を継続、という治療方針が決まった。

 ついでに頭に発生しているイボも診てもらう。てっきり老人性のシミと思い込んでいたら、ウイルス性のイボだという。免疫力で自然治癒の可能性もあるが、他の部位にも移り始めていて、液体窒素による冷却療法を施すことになった。
 イボ治療には毎週通う必要があるらしい。2週間後には血液検査もある。内臓系の定期検査がようやく終わったと思ったら、今度は皮膚科にしばられそう。
 病院には11時半に行ったが、かなり混雑していて、調剤薬局で薬をもらったのが14時過ぎ。予想外に時間がかかって昼食も大幅に遅れた。
 治療費は1,560円と前回なみだが、薬代が2,800円。当分は外用薬も併用となり、内服薬がかなり高い。

 実は10年以上前に別の皮膚科で内服薬治療を受けたことがあり、両足と右手人差し指の爪水虫、そして皮膚の水虫が完治した。ところが1年ぐらい経って右足の爪水虫だけが再発。原因は家族(妻)からの再感染という診断。
 今回も同じ轍を踏む可能性がある。サンダルの共用などを避け、床の清掃にも気を配る必要がありそうだ。

2024年8月19日月曜日

自分の本を修復

 今年度6回目の本修繕ボランティアの日。珍しく月に2度目の活動となった。実は昨日は自由参加型路上イベントの開催日だったが、今回は参加を見送った。
 路上イベントは第3日曜、本修繕ボラは第1と第3月曜が活動日になっていて、月によっては2日続きの活動となってしまう。実際にやってみて、2日連続のイベントは体力的に厳しいことがわかり、今後は状況に応じてどちらかを選び、片方だけの参加としたい。

 9時20分に到着し、参加者は5名と平均的。修理対象本は本棚に山積みで、目についたものから順に取り掛かる。
 相変わらずページがノド(谷)部分から外れている本が多く、3冊ほどを修理し終えたとき、係員のAさんが「菊地さんと同姓同名の方の本が修理対象となっていますよ」と、声をかけてきた。見ると23年前に出版された私の本「父が息子に残すもの 息子が父に贈るもの」がその手にある。
「同姓同名ではなく、実は私の本なんです」と応じると、「えぇ〜っ!」と絶句。しばしして、「本当なんですか?」。


 本が出たあとに地域図書室に1冊を寄贈した経緯は、当時の館長さんと一部職員しか知らず、すでに全員が地区センターにはいない。本修繕ボラを引き受けた際、そうした経緯は一切話さなかった。
 書くことが好きで、地元紙に投稿が掲載されると「投稿、読みましたよ」と係員から声をかけてもらうことはあっても、まさか本まで出しているとは思わなかったようだ。

 以降の経緯は省くが、行きがかりで本の修復は私がやるということになった。
 ページが2ページにわたって半分ほど破れていて、切り口に幅があり、接着剤だけで修理可能だった。まさか自分の本を自分で修復するとは、思いもしなかった。


 その後もページ外れの修復が何冊か続き、最後に糸綴じ絵本の修復を珍しくやった。綴じた糸が切れ、ページ全体がバラバラになっている。糸の綴じ直しは必須。
 以前に何度か手掛け、試行錯誤のすえに布団用の太い針とタコ糸を使い、要領よくやれるノウハウを構築した。

 背から2センチ離れた位置で見返しをいったん切って表紙からはがし、針が自由に刺せる状態にする。バラバラのページを整えてWクリップで仮固定し、糸を綴じ直す。はがした部分を綴じ糸と共に接着剤固定し、Wクリップ止めして終えた。

この日修復を終えた本の一部

 全作業終了は12時近く。自分の本が出版された経緯を説明するなどし、いつもより時間がかかったが、合計で7〜8冊を手掛けたので、作業量としては決して悪くない。

2024年8月14日水曜日

今年最後の定期検査

 胃内視鏡検査の日だった。春から続く「市集団検診」→「腹部エコー検査」→「泌尿器系検査」といった一連の定期検査のうち、最後となるもの。昨年は大腸内視鏡検査も同じ日にやったが、大腸は2〜3年に一度の検査でよいことになり、今回はやらない。
 予約時間は10時で、9時に車で家を出る。ずっと鎮静剤なしで検査を受けているため、車の運転には支障がない。

 9時半前に病院到着。お盆で空いているかと思いきや、駐車場が満車に近く、屋上まで進んでようやく空きを見つけた。緊急病院に指定されているせいか、逆に混んでいる感じだ。
 受付後に体温と血圧を測り、15分ほどで内視鏡検査専用の待合室に通された。すんなり進むと期待したが、急患が入って少し待ってくれという。こちらは体調に異常があるわけではない定期検査なので、やむを得ない。
 寝不足でウトウトしながら待ち続け、1時間後にようやく検査室に呼ばれた。大腸内視鏡検査と違って病衣に着替える必要はなく、胃の洗浄液を飲んだり喉の麻酔剤をなめたりして準備。検査が始まったのは、予定から1時間遅れの11時頃だった。


 2016年に市の胃ガン検診で初めてバリウム検査をやり、疑わしい部分があると内視鏡検査も受けたのが最初。いつガン化してもおかしくないほど胃壁の状態が悪いと指摘され、ピロリ菌も見つかって薬で除去。以降、半強制的に年1回の内視鏡検査を受けている。
 6年後の2022年に初期の胃ガンが発覚。指摘は当たっていた。もしバリウム検査を受けていなければ、おそらく見過ごされていただろう。あれこれ言われているが、私の場合はいい判断だった。
 手術も含めて、今回で11回目の胃内視鏡検査。当初は苦行のようだった検査も、最近は要領がわかって、そう苦しくは感じない。

 仮に異常があれば検査が長引き、病理検査用の組織を取る動きがあるはずだったが、そんな気配はなく、10分ほどで簡単に終了。一般待合室に移動して、ひたすら待つ。
 読み残した新聞やニュースサイトをスマホで読み、持参の推理単行本など広げるうち、12時半ころにようやく診察室に呼ばれる。完全予約制に変わったとはいえ、まだまだ待ち時間は長い。

 検査結果は予想通り「問題なし」。2年を経て、手術痕はすっかりきれいになっていた。咽頭〜喉頭〜食道のルートにも異常はなく、日頃の食事節制や運動が効いている気もした。
 次回の検査は1年後。胃ガンは術後10年くらいは毎年検査する必要があるとか。つまりはイノチとの競走のようなもの。
 検査費用は2,870円(2割負担)で、例年よりかなり安め。13時にようやく解放された。
 延々続いた検査シリーズも今回で終了。残る病院通いは爪水虫の治療くらいのもの。常時飲んでいる薬はなく、年齢の割に薬代&病院代は少ないほうかもしれない。

2024年8月11日日曜日

2年ぶりに家族BBQ

 久しぶりに家族BBQをやった。夫婦だけでBBQをやることはなく、私が内臓系のガンを続けて患ってからは、長男一家との会食も食事制限のない寿司が中心となり、孫娘がBBQに関心が薄いこともあって、やる機会はなくなった。
 やるのはBBQ好きの次男が帰省し、長男一家とのスケジュールが合ったときに限られ、つまりはGWかお盆休暇の限定イベントである。
 昨年のお盆休暇は長男一家のキャンプと次男の帰省とがぶつかり、あわただしい寿司食事会だけで終わった。今年のGWは父の十七回忌があり、BBQは好ましくないと判断。同じく寿司による会食(お斎)で済ませた。


 調べてみると、家族BBQは2年前の夏以来。間隔が空きすぎたせいで、何をどう準備すべきか忘れてしまい、当時のブログや写真をもとに検証する。
 当日の天気は絶好のBBQ日和。11時に次男の車で長男一家を迎えに行ってもらい、帰路にトライアルに寄って食材を調達するという定番コース。待つ間に妻は食材の準備をし、私はウッドデッキのセッティングに励んだ。

 今年はウッドデッキ床に台所用の布マット2枚を敷き詰め、居間からサンダルに履き替える煩わしさをなくした。
 日射対策として西側と南側には大型のシートを全面に張り、南側の壁際一部だけを開けて、風の通り道を作る。上部は全面に遮光ネットが張ってあり、陽射しを遮りつつも煙の通気には問題がない。


 前回は炭起こしを次男にまかせて苦戦したと記録にあり、今回は私が着火用の廃材を慎重に組み立て、炭をバランスよく置いて準備。12時半に長男一家が到着し、12時40分に点火した。

 空気の通り道を考慮した組み立てが効いて、20分ほどで完全着火に成功。13時10分くらいから食材を焼き始めた。
 前夜に妻と次男が下ごしらえした鶏串をまず並べ、フランクフルトや豚肉、野菜を周辺に置く。定番食材だったツクネ串は、私以外に誰も食べないことがわかって、今回は外れた。


 次男が持ってきたゲームに夢中の孫娘は、BBQそのものに全く関心を示さず、乾杯のときにも姿を見せない。結局大人たちだけで食材は食べ終えた。
 齢と共に好き嫌いが激しくなり、まともな食事は学校の給食のみという状況らしい。親も頭を抱えている様子だった。

 15時くらいに終わって撤収。椅子やテーブル、床や壁のシート類など、かなり時間がかかる。
 オヤツの時間になると孫娘も2階から降りてきて、次男の持ってきたゼリー、私が前夜作ったラズベリーアイスなどを次々と食べる。三度の食事をきちんと食べないエネルギー不足分を、自分の好きなオヤツ類で補っているようだった。
 親ではないので余計な口出しはできないが、いずれ大きな弊害にぶちあたるかもしれない。


 暑い中、いろいろ動き回って疲れてしまい、私と妻は場所を奪い合うように2階で仮眠をとった。
 起きると妻が台所で次男が持ってきたそうめんを茹でている。いつもとは違う高級品らしい。かなりの量があって食べきれないほど。麺類が苦手なはずの孫娘も、珍しく少しだけ食べた。

 あたりが程よく暗くなり始め、BBQを片づけ終えたウッドデッキに出て花火を始めた。風はなかったがヤブ蚊が多く、急きょ蚊取り線香を焚く。段取りだけ整えて、私は台所で洗い物を片づけた。
 19時半くらいに長男一家はバスで帰ることになり、お開きとなる。いずれ大人たちだけのBBQになるのも時間の問題、そんな寂しい予感のした家族イベントだった。

2024年8月5日月曜日

ページ外れ相次ぐ

 今年度5回目の本修繕ボランティアの日である。休日や夏祭りなどが重なって、1ヶ月ぶりの活動となった。9時20分に着くと、この日の参加者は5名。
 前回手掛けた多数のページ外れのあった厚い図鑑は、固定してあった自作の木製クリップを外してみると、ページのノド(谷間)部分に、やや固着の甘い部分がある。係員と相談のうえ、もう一度接着剤を塗って木製クリップで再固定した。


 その後、ドラえもんの学習図鑑の補修をやる。子供に人気があるせいか、ノド部分の外れやページ破れが多数あり、かなりの時間をかけて修理。

 続けて宮部みゆき「模倣犯」の補修。比較的新しい単行本だが、なぜか最後の10ページほどがスッポリと抜けるように脱落している。無理に引っ張った痕跡はなく、製本工程に問題があった可能性もある。
 接着剤塗布後の固定が必須だが、本が分厚く、市販のクリップ類では対応不可能だった。厚さ33ミリまで挟める最大の木製クリップでギリギリ足りた。

最後の数ページが完全脱落
この日の作業分。手持ちの木製クリップを全て使った。

 その後もページ外れを中心に計5冊の修理を手掛ける。活動間隔が空いたせいか、修理対象の本はまだ棚に山積みだったが、固定作業に必須のクリップ類が尽き、11時20分に全活動を終えた。

2024年8月4日日曜日

3度目の電動草刈り

 今季3度目の草刈りを実施。5月末に最初の草刈りをやり、その後1ヶ月毎にやるつもりでいた。ところが天候不順の影響などあって、7月がとうとうやれずじまい。
 昨夜も強い雨が降ったが、一夜明けてようやく止んだ。気温も22度ほどで涼しく、外仕事をやるならいまだった。草が乾いたころを見計らい、14時過ぎから作業を始めた。
 予想通り雑草は伸び放題で、非力な充電式電動草刈り機では一度で刈りきれない場所もあった。


 開始30分で最初のバッテリが切れ、予備に交換。その予備バッテリも30分で切れたが、まだ刈るべき場所は残っている。予備まで使って刈りきれなかったことは、過去に一度もない。月に一度の作業ペースを守れなかったツケだった。
 最初のバッテリはまだ充電中で、満充電までには1〜2時間を要する。今日の作業はこれまでかと諦め、家に戻って珈琲タイムとした。

 ところが16時20分に充電中のバッテリが満充電となった。充電開始後1時間半で、予想外に早い。まだ外は明るく、日を改めずにやり残しを刈ってしまおうと即断。17時までに残りを刈り終えた。


 作業後に点検すると、チップソーの刃に一部歪みが発生している。ニッパーで修正したが、購入後2シーズンで早くも寿命がきたのか。
 修正後に試すと、まだ刈れないわけではない。作業中に小石をはねたり、縁石にぶつけたりするから、どうしても傷む。消耗品と割り切るしかない。

 直径150の中国製で、取付穴径が5ミリ。汎用品とは言い難い。交換部品があるのか不安だったが、調べてみると1枚500円くらいで入手可能だった。
 回転刃ではなく、刃が2枚の金属製草刈りブレードも実は付属してきた。まだ使ってないが、刃の強さではこちらが勝るという情報もある。今シーズンはもう1回作業する可能性があり、ぜひ試してみたい。

2024年8月2日金曜日

泌尿器系CT検査

 先月予約した泌尿器科の定期検診の日。2年前に大腸ガン転移を調べるエコー検査で泌尿器系の結石疑いを指摘され、紹介状に従って精密検査を受けた。
 CTスキャンによる結果は治療を要するほどの問題はなく、軽い前立腺肥大と前立腺結石を指摘された程度。ただ、30代で腎臓結石を患っており、年齢も年齢だけに、定期的な検査を勧められていた。

 昨年は血液検査と尿検査だけで済んだが、今年は2年ぶりにCTスキャンによる精検をやることになっている。
 予約時間は13時半で、ほぼ時間通りに到着。採血とCT検査は20分ほどで終え、その後スマホにダウンロードしておいた青空文庫で延々と時間をつぶす。外は30度を超す暑さでも、待合室はほどよくエアコンが効いていて、つい30分ほどウトウトしてしまう。
 15時半を回っても呼ばれず、前日にHPで病院内にフリーWi-Fiが整備されたことを思い出し、受付近くの掲示板を見ると、パスワードが告知されていた。ニュースサイトやXなどでさらに時間をつぶすうち、16時過ぎにようやく呼ばれる。


 検査結果に大きな問題はなく、腎臓や尿管、膀胱周辺に結石は一切ないことが判明。2年前にあった小さな前立腺結石も、今回は指摘されなかった。最近は膀胱付近のチクチクした痛みが全くなく、自然排出された可能性が高い。
 軽い前立腺肥大は不思議なことに前回よりも肥大量が小さくなっていた。外科治療はもちろん、薬物治療も一切やってないが、散歩を始めとする毎日の生活習慣改善策が効いているのかもしれない。
 前立腺ガンに関わるPSA値は0.936(昨年は0.645)。昨年よりやや上がったが、推奨値の4.0以下に余裕で収まっている。

 診断は10分ほどで終わって、費用は4,790円(2割負担)のカード払い。来年はCT検査が不要で、血液検査と尿検査のみ受けるよう勧められた。
 過去3回に比べて待ち時間が異様に長く、道路まで渋滞していて、帰宅は17時。丸1日がつぶれた感じで、かなり疲れた。記録を調べると、どうやら最も混む時間帯に予約したらしい。午前中か16時過ぎが空いているようだ。

2024年8月1日木曜日

緊急連絡先

 新聞の投稿エッセイ欄に興味深い記事が載った。妻が皮膚科に出かけ、夫が留守番。我が家でもよくあるシーンだが、妻が診察中に倒れたことを病院からの電話で知る。大動脈解離で心肺停止となり、総合病院に搬送されるも、そのまま帰らぬ人に…、といった内容。
 夫婦は同年代で、つまりは我が家でいつ起きてもおかしくない話だった。

 万一のときに子供たちが困らないよう、「終活」という形で各種情報は詳しくまとめ、年に一度は更新して子供たちにメール送信している。紙にも印刷し、USBメモリにも収めてある。
「死」への備えは万全のつもりでいたが、あくまでそれはつつがなく死を迎えられたら、という前提でのこと。投稿の夫婦のように、どちらかが不意の事故や病で自宅外で倒れた場合、果たしてすみやかに家族へ連絡が届くのか?は、全く別問題なのだった。


 現に私の母も外出中にスーパー店頭で倒れ、店の利用客(看護師)が気づいて救急車を呼んでくれて、一命はとりとめた。
 ただ、連絡先や氏名を示すものを何も持ってなかったため、病院から子供に連絡が届くまで、しばしの時間を要した。意識はあって名前は言えたが、子供の連絡先(電話番号)がわからない。
 幸いに子供の一人が珍しい苗字で、住所を手がかりに電話連絡がついた。
 同じことが、私たち夫婦にも起きる可能性がある。すでにそういう年齢である。
 問題は連絡先で、固定電話は廃止しており、自宅に連絡はつかない。緊急時に夫婦の片方か子供の誰かに連絡がつくようにしておく必要がある。
 妻の場合は、携帯(ガラホ)の優先連絡先に私と市内在住の息子が登録済みで、第三者でもわかる仕組み。私の場合はスマホになるが、パスワードか指紋認証を介さないと連絡先は閲覧できない。はたして意識をなくした患者の指紋認証を第三者がやってくれるだろうか?

 確証がなくて不安になり、スマホの裏に「緊急連絡先」と称し、妻と子供の電話番号を記したテープを貼ることにした。これでひとまずは安心できそう。
 肝心なのは、携帯やスマホを持たずに外出しないこと。そして一人で出かける際には、たとえ買物や散歩でも、家族に一声かけることだ。
(不可能ならメモを残す)