2007年4月17日火曜日

ネギとじ蕎麦

 前回の続きになるが、お昼の予算は1食50円である。妻は昼にはまだ勤めから戻らず、独りで作って食べることが多い。作るのが簡単で好きな麺類がどうしても多くなる。
 麺類にもいろいろあるが、食品棚をながめ、その日の天候や気分で何を作るか決める。この日は暖かい「ネギとじ蕎麦」である。

・乾蕎麦:1Kg入300円の北海道産の鹿追蕎麦。1回に90-100g食べるので、30円弱。
・卵とネギ、桜エビ、白ゴマ:合わせて15円くらい?
・調味料:醤油、酒、出汁の素


 蕎麦はいろいろ試したが、コストと味のバランスを考えると、この鹿追蕎麦しかない。味は非常にいいが、売っている店が極めて少ないのが難点。私の故郷である幌加内蕎麦も旨いが、値段が倍以上もするのでちょっと手が出ない。
 この日は冷蔵庫に細ネギがあった。もう少し暖かくなれば、家庭菜園から新鮮な完全無農薬有機栽培ネギを抜いてくる。
 私の場合、まずヤカンにお湯を湧かし、予めつゆの分のお湯をどんぶりにとっておく。蕎麦をゆで、水で洗ってからザルにあけ、つゆはその後に同じ鍋で手早く作る。こうすると、調理用の水と熱が最小限で済む。
 つゆの熱いうちにとき卵を加え、どんぶりに移しておいた麺の上にかけて完成。トッピングはネギと桜エビ、そして白ゴマだ。調理時間はしめて10分ほどか。

 費用はぴったり50円。光熱費は別計上なので、含めない。この予算でこの旨さ。外食など、なかなかする気にはなれない。