2006年8月9日水曜日

青い紫蘇

 家庭菜園に植えた「青い紫蘇」つまり、「大葉」が大豊作である。大葉を植えたのは、3年振りくらいだろうか。
 越してきた最初の年はタネから育てていたが、発芽までに手間がかかり過ぎるので、3年目からは苗にした。ところが、この苗が害虫にやられ、全滅。完全無農薬有機栽培なので、虫にはとても弱い。以来こりて、大葉からは手を引いた。


 再開したのは、春先にトマトの苗を買いにいったとき、妻が「今年は大葉も欲しいわ」と言ったのがきっかけ。
 一株だけ買ったが、害虫に充分気をつけたせいかどんどん育ち、いまや100枚近い葉を常時つけてくれる。しかも、柔らかくてアクが少なく、市販品よりはるかに新鮮で旨いのだ。

 そうめんや冷や奴の薬味、天ぷら、イカやタコの刺身にまぶしたりと、毎日のように食卓を彩ってくれる。秋になったら実と一緒に醤油漬にするつもり。熱いゴハンに載せて食べたら、これまた最高。
 わずか160円の苗だったが、今年の大葉は当った。

2006年8月8日火曜日

夏コタツ

 1階居間中央の床には、開口寸法740×1040の掘コタツが作ってある。土間には防湿用の鉄筋コンクリートを打ち、基礎壁は外断熱。床下にはパネルヒーターを設置して、冬はここから暖気を上げる。コンクリートの蓄熱作用で、暖房を切ってもしばらくは暖かい。

 反対に夏は外気温が上がってもコンクリートは冷えたままで、床下はひんやりしている。測ってみたら、室温が28~30度でも、床下は24度前後で一定。これは涼しいはずだ。


 コタツ直下には足を載せる台があって、この台を分解すると、そのまま1階床の「蓋」になる。つまり、いつでもごく普通のフラットな床に戻せる仕組みだが、夏も冬も快適なこのシステムを変える気は、いまのところない。

2006年8月7日月曜日

いつでもBBQ

 我が家の西側には、居間に隣接して4畳大の手作りウッドデッキがある。時には洗濯物干場、時には家庭菜園の加工場、またある時にはDIYの作業場と、真冬以外は大変重宝している。

 その中央には常設のバーベキューコンロがある。すべて手作りだが、ブロックとレンガを土中深くからモルタルで頑丈に固めてあるので、地震や凍害にもびくともしない。


 週末、ここで妻と二人だけで、今年初めてのバーベキューをやった。炭やタキギもデッキ横の専用箱に常時しまってあるので、「思い立ったらいつでもバーベキュー」となる。
 都合で若手が参加できなかったので焼肉はやめ、今回はホタテとイカの海鮮風にした。ブタ串や野菜、トウモロコシもちょっと焼いた。ドリンクは黒ビールと発泡酒の「ハーフ&ハーフ」。これがまた旨い。

 このウッドデッキ、内と外の緩衝地帯となるよう、床の高さや屋根のパーゴラ、照明や窓の配置など、細部を工夫してある。いわゆる「内でも外でもない」不思議な空間なのである。

2006年8月5日土曜日

伝うツタ

南側外壁の下に植えたツタが、猛烈な勢いで伸び始めた。家を建てた翌年に、たった1本のさし芽から増やしたもので、種類はよく分からない。
 今年は春先に木材部分の壁を全面塗装補修したので、去年まで伸びていたツルはすべて取り払った。それでもちゃんとまた新しいツルを伸ばしてくる。しぶとい。
 放っておくと屋根の上まで伸びそうなので、ちょっと可哀想だが、ほどほどの位置で切る。


 南の壁にツタがあると、室内の暑さがかなり和らぐという。最近では北海道でもクーラーや扇風機を持つ家が増えたが、家中の窓を開け放ち、間仕切のほとんどない室内に風を通してやれば、クーラーも扇風機もなしで夏を涼しく過ごせる。
 ローコスト&エコロジーな夏が走る。

2006年8月4日金曜日

額縁表札

 勝手に命名した「表札シリーズ」のラストである。昨日書いたポストの上部に、額縁を利用した小さな表札がある。ハガキサイズの大きさで、いまならたぶん100円ショップで手に入る。
 この額縁に事務所の屋号と自宅の完成パースを印刷して入れ、額の裏と周囲とを防水コーキングした。


 裏ぶたは少し大きいサイズの板に交換し、これを200×300の2ミリ厚アルミ板台座にネジで止めた。インタホンも同じ台座に取付けてあるが、こんな面倒な仕事は業者はやってくれないので、工事中に私自身が台座を加工し、自分で取付けた。

 玄関に至るまで、表札類はたくさんあるので、ここにさらに表札をつける必要は本当はない。しかし、いつでも交換可能な写真を使った表札モドキを、ちょっと作ってみたかった。
 写真が色褪せてきたころ、別の写真に取り替えれば、いい気分転換になる。100%遊び心から生まれた表札と言えそうだ。

2006年8月3日木曜日

ポスト表札

 我が家は自宅と仕事場を兼ねているので、屋号を含めた表札のたぐいは多い。

 アプローチから雁木状に透明屋根のかかった通路を進むと、ドアの右側に家の形をした大きなポストがある。もちろん手製だが、屋根の形状や色、壁の模様に至るまで、すべて本体である家を模した。
 壁の部分にある表札のところが蝶番で内側に開くようになっていて、新聞や郵便物はそこから中に入れる。屋根の部分はこれまた蝶番で上に開くようになっていて、ここから中身を取り出す仕組みだ。


 A4版の郵便物と新聞が、そのまま横にすっぽり入る大きさで、表札部分には屋号と家族の名が入っている。パソコンのプリンタで印刷し、透明のフィルムをかぶせただけだが、内側に引っ込んでいるせいか、7年経っても傷みはない。
 このポストは、富良野にあるジャム園に行ったとき、公衆電話ボックスが同様に家そのものを模したデザインになっているのにヒントを得た。

 我が家を訪問するお客様にも大変評判がよく、本格設計依頼をされた方に手作りし、新築祝としてプレゼントしたこともある。ごく最近では、依頼者が我が家の物を参考に自ら作られた例もあるが、とてもよく出来ていて驚いた。
 屋根の部分には本物の鉄板をかぶせ、木の部分の塗装補修も怠りないので、もしかしたら家本体と同じくらいもつかもしれない。

2006年8月2日水曜日

針金表札

 自宅の車庫兼アプローチ屋根を支える左側の柱には、自宅建築の際の残材で作ったオブジェがある。そのオブジェの上端には、これまた自作の表札をつけてある。
 これまで試行錯誤でいろいろ作ってきたが、ときに激しい風雨や雪にさらされるこの場所では、ヤワな構造ではもたないことが分かった。


 ごく最近作ったのが、文字を針金で作った「針金表札」である。青い部分はクリーニング屋さんでくれるハンガー、金色の部分もありあわせの残材を使った。本体は厚めの木材、これしかない。
 スケッチを丹念に描き、木材に穴を要所にあけ、針金の端部を曲げて打込んである。素材が針金だから、耐候的には期待できる。
 通路の一番手前にあるので、結構目立つ。丸みのある字体が気に入っている。