2年前に2,580円の格安で買った防寒ブーツ、暖かくてグリップ力が強く、ファスナー式の着脱がスムーズで重宝していた。
ところがバーゲン品だった関係で、希望サイズの25.5cmが在庫切れ。やむなく26.0cmを買ったが、やはり微妙に大きい。
インソールを2枚にしても、歩くと足が中で動く。他に問題はなく、思いついて自力で調整することにした。
いろいろ試し、足首の部分を細く締めてやれば、それなりにフィットするとわかった。
ビスや針金で締めようと考えたが、靴本体にダメージを受けそうで却下。最終的に靴にも使っている太めの糸で調整することに決めた。
針は革工芸用の太いものを使用。糸は革鞄を解体した際に発生した糸を再利用した。
上端から1センチ、端部から1センチあたりに糸を二重に通し、手で固く結ぶ。本体は合成皮で、加工はそう難しくない。針は布団針や太めのくけ針で、糸はタコ糸やボタン付け糸でも代用できそう。
さっそくはいてみたが、歩く際のブカブカ感は解消されていた。靴内部には適度な空間があり、暖かさは保たれている。