降り続く雨のなか、2週間ぶりに皮膚科に行く。時に座れないほど混んでいる待合室が、雨のせいかガラガラ状態。待ち時間ナシで診察室に通された。
医師の勧めで8/23から服用を始めた爪水虫の内服薬「ネイリン(ホスラブコナゾール)」だったが、4週間目に実施した血液検査でγ-GTPが93となり、治療開始前の41から大幅に上昇。腎機能数値(クレアチニン)もわずかに基準値を超えた。
肝機能関連の副作用を示す重要な数値であるALT、AST、ALPは基準値内で、この時点で服用開始後8週間が経過。医師の判断により、服用は2週間限定で継続となる。
8週目の血液検査の結果、γ-GTPはさらに上昇して110。大腸ガン&胃ガンの経過観察のなかで、しばしばγ-GTPの高さを指摘されていて、高いと消化器系の障害になるという。基準値は50で過去の最大値は88。明らかにネイリンによる薬物性肝障害の疑いがあった。
今日の診断で、爪の状態はじょじょに改善傾向とのこと。ネイリンの推奨服用期間は12週間だが、10週間となる今日をもって服用を打ち切ることが決まった。 今後の方針として、2週間後に3度目の血液検査を実施。(服用中止後も肝機能悪化の可能性があるとか)爪の外用薬は肝機能に影響はなく、今後もしばらく継続となった。
肝機能&腎機能障害とは別に、服用4週間を過ぎたあたりから、原因不明のめまいや息切れ、不整脈に見舞われた。調べてみると、ネイリンの副作用の可能性が高い。めまいは改善したが、階段を上ったり布団の上げ下ろしをした際の息切れや不整脈は続いている。
10数年前に別の爪水虫内服薬を服用した際は、この種の副作用とは無縁だったが、1年ほど経って再発してしまった。より効果の強いネイリンは副作用も強いのだろうか。服用中止により、この種の副作用はゆっくりと解消されるはず。
肝心の爪水虫は、爪が生え変わって効果が完全に現れるまで、丸1年は必要らしい。気長に待とう。
《2024.11.9 追記》
服用をやめて1週間が経過。めまいや息切れは改善したが、不整脈はまだ残っている。