2026年7月6日月曜日

漂白剤で本のシミ抜き

 7月最初の地区センター図書館、本修繕ボラの活動日である。
 前回の活動で手掛けた修繕本に、紙ヤスリでは除去不可能なシミが小口に見つかる。かねてから構想にあった漂白剤(ハイター)による染み抜きを初めてやってみる事になった。
 いきなり図書館の本でやると失敗するリスクがあり、まずは発案者である私の自宅にある古い本で試してみることに。


 手法はYouTubeに詳しいサイトがあり、それに沿って実施。(貴重な情報に感謝します)
 必要な道具は漂白剤(ハイター)に水、綿棒に吸取紙、そして絵皿。

 対象になる本は高校時代に買った国語辞典で、経年の汚れがひどい。効果を試すだけなので、天(上部)の部分のみを処置する。

処置前の古い国語辞典

 最初に紙ヤスリでざっと汚れを落とす。続けて漂白剤原液を絵皿に落とし、綿棒に浸して汚れのひどい場所を重点的に叩くようにする。

 漂白剤の威力は絶大で、思っていたより簡単に汚れは消える。漂白剤が効きすぎてムラが気になり、他の部分も軽く均すように処置した。

漂白剤で半分だけ処置したところ。

 ただちに綿棒の反対側に水を多めに浸し、叩いて余分なハイターを除去。同時進行で吸取紙やティッシュで水を吸い取る。

 濡れた部分に丸めたキッチンペーパーをあてがい、横からは厚い本を押しつけ、上からは半割レンガ2個を載せて動かなくし、丸一日おく。

多めの水で漂白剤を除去し、吸取紙で水を取る。
レンガと厚い本で処置部分をガード。

 1日経つと濡れてシワになったページはすっかり乾き、処置した部分の汚れはほぼ消えていた。

 ただ、汚れが本の内部深くに及んでいる箇所は、さすがに取り切れない。こうした箇所は最初の漂白剤処理を、より念入りにやるべきか。全体的には満足できる仕上がりだったが。

1日後の対象本。汚れはほぼ消えた。

 今日は処置の過程を記録した画像と処置済みの本、そして道具一式を持参して係員やメンバーにも見てもらった。

 おおむね好印象で、前回やり残した本の処理をさっそく試すことになる。紙ヤスリでとれなかった小口汚れだったが範囲は小さく、漂白剤処理で簡単にとれた。
 濡れた部分にキッチンペーパーをあて、紙ロールとゴムバンドで固定。乾燥後の処置は係員がやってくれることに。道具一式は寄付したので、今後は誰でもやれるはず。


 今日は前回手掛けた修繕本5冊のうち、再修理が3冊、新たな修理を7冊ほどやって終了。
 昨日のDIY作業の疲れが残っていたが、どうにかやり終えた。