階段を昇り詰めたところにある2階の仕事用打合せテーブルに、お雛様を飾った。今年は身辺にあれこれあって気持ちの余裕が全くなく、桃の節句の前日になって、まだ飾っていないことを不意に思い出した。こんな年もある。
何事も「一日飾り」はよくないらしい。日々、落着いて準備せよということか。今年はどうにか二日間だけ飾れる。従って、菱餅は間に合わなかった。
このお雛様、そもそも数十年前に娘が誕生したときにそろえたものだ。「華美ではないが、楚々とした佇まいがいかにも私たちらしい」と、確か去年もどこかに書いた。
人生と同じで、ブログも同じことを何度も繰り返す。