2006年7月24日月曜日

レンガ道の雑草

 我が家のアプローチから玄関ポーチに至る部分には、およそ250個のレンガが敷きつめてある。すべて自力で施工したが、ごく普通の素レンガを使っているので、月日と共に独特の味が出てきた。

 目地には「から練り」という、セメントと砂を5:5に混ぜたものを使ったが、この隙間にどこからか雑草の種が忍びこみ、盛夏には目地を緑で細く覆う。


 あまりにひどいとむしってしまうが、ある程度は意図的に残す。除草剤や除草シートを使うと完全に防げるかもしれない。でも、赤いレンガ道に草の緑は、鮮やかなアクセントになっている気がする。

 屋根にこれまた意図的にタンポポやニラを植えている建築家、はては屋根全体を土で覆い、緑園にしている建築家さえいるが、同様のコンセプトかもしれない。自然との共存である。