今年3度目となる地区図書館〜本修繕ボランティアの活動日。延々と居座る寒波はいまだ退去せず、寒さはそれほどでもないが、未明からの雪がまたまた20センチほど降り積もった。
度重なるドカ雪に周辺道路の除雪が追いつかず、こんな日は徒歩で向かうのが無難だったが、この日は数日前に作った製本プレス機を持参する必要があった。なるべくなら車で出たい。
妻が買物で同乗したいと早朝から雪かきをやってくれ、どうにか車で出発できた。
幹線道路以外はすれ違うのも難しい状況だったが、早めに出たせいか車は少なく、9時15分に無事着いた。
さすがに参加者も少なく、私で4人目。その後一人増えたが、しつこい寒波で社会活動にも多くの支障が出ている。
この日で4作業日となる松本清張作品集の補修に引き続き取り掛かる。持ち越し作業はこの本だけで、今日こそ目鼻をつけたい。
表紙と本体の処理は前回までに終わっていて、いよいよ2つを合体させる。表紙の上に本体を慎重に位置決めし、ズレないようゴムバンドと木製大型クリップで、まず片側を仮固定。
本体を補強して背から1センチほど折り返した寒冷紗の上にボンドを原液で細く塗って接着。木製クリップだけを抜き取り、素早く表紙を閉じて、全体を再び木製クリップで止めた。
そのまま時間を置いて、ボンドがある程度固まるのを待つ。
乾燥時間を利用し、久しぶりに他の本を修繕する。ページはがれや製本糸の閉じ直しなど、5冊を一気に処理した。
並行してボンドの乾きを見計らい、残ったもう一方の表紙を同様に接着加工する。最終的に計2時間半で合体作業は終わった。
最後に見返しの片側全面を表紙の裏面に接着する。面積が広く、持参した幅広の刷毛で缶の蓋にあけたボンドを素早く塗り、ただちに表紙を閉じて接着させた。
ボンドを水で薄め過ぎたのか、一部が染みてきたため、あわてて剥離紙を全面に挟む。
両側を処理したのち、数日前に自宅で作った木製製本プレス機に挟み、コースレッドで締めて固定。このまま数日乾燥させる。
| 見返しの下に、糊はみ出し防止用の捨て紙。 |